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検診を受けよう

Blog女性のこころとからだ

お仕事や妊娠・出産・育児に忙しいと、なかなか自分の受診に気を向ける余裕がないかもしれません。でも、子宮がんや乳がんは症状があまりないまま、気づくのが遅れてしまうことも多い病気です。何かあってから受診するのではなく、定期的に自分の身体に向き合うことを習慣にしていってもらいたいです。

そんなことから、私の主な活動地域である川崎市多摩区内で子宮がん検診と乳がん検診を受けられる場所についてと、HPVワクチンについて簡単にまとめました。
※掲載している内容は、2024年6月末現在の情報です。最新の情報については、各医療機関や自治体のホームページをご確認ください。

女性のがん検診を受けられる場所

子宮がん検診

川崎市民の女性の方は20歳になる年度から、2年度に1回1,000円(体部細胞診は+800円)で子宮頸がん検診を受けられます。
※年度始め時点で20歳の方には、無料クーポン券が送られてきます。

婦人科クリニック

子宮がん検診を受けるだけなら婦人科でなくてもできるところはありますが、あわせて超音波(エコー)検査を受けたり、月経についてや更年期症状などの相談もできるので、かかりつけとしての婦人科クリニックがあると安心です。
検診結果に不安があってもすぐ次につないでいってもらえるのもメリットです。

あいクリニック産婦人科小児科

よみうりランド目の前のクリニックモールにある、産婦人科・内科・小児科のクリニック。21時までの夜間診療があるのもありがたい。

住所多摩区菅仙谷4-1-5
よみうりランドクリニックモール1F
休診日水曜・土曜午後・日祝日
Web予約:〇 HPVワクチン:× 妊婦健診:〇
ベルズレディースクリニック

登戸駅から徒歩3分のアクセス。2023年6月で分娩を終了した鈴木産婦人科の婦人科クリニック。

住所多摩区登戸3351-203
休診日土曜午後・日祝日
Web予約:〇 HPVワクチン:〇 妊婦健診:×
五十嵐レディースクリニック

生田・百合丘・新百合ケ丘駅からバスでアクセス。プラセンタなど美容にも力を入れている。

住所多摩区南生田4-6-6
南生田医療モール1F
休診日金曜午後・土曜午後・日祝日
Web予約:〇 HPVワクチン:〇 妊婦健診:〇
南生田レディースクリニック

生田駅から徒歩またはバスでアクセス。女性アスリートのサポートも。

住所多摩区南生田7-20-21
休診日水曜・土曜午後・日祝日
Web予約:× HPVワクチン:〇 妊婦健診:×
あかりクリニック

向ヶ丘遊園駅から徒歩2分。内科と婦人科の専門医がそれぞれ診療。

住所多摩区登戸2066-1
休診日月曜午後・水曜・第1/3金曜午後
第1/3土曜午後・第2/4/5土曜・日祝日
Web予約:〇 HPVワクチン:〇 妊婦健診:×
たけもとレディースクリニック

登戸駅から徒歩3分。思春期外来やピル処方専門外来、オンライン診療もあり。

住所多摩区登戸2566-1
Gran Soleil登戸 3階
休診日日祝日
Web予約:〇 HPVワクチン:〇 妊婦健診:×
向ヶ丘たけもとレディースクリニック

向ヶ丘遊園駅から徒歩1分。日帰りでできる手術もあり。

住所多摩区登戸2088
第7井出ビル4階
休診日金曜・日祝日
Web予約:〇 HPVワクチン:〇 妊婦健診:×

その他クリニック

婦人科のクリニックではなく、トータルで健診や普段の内科診療も受けるなら以下のクリニックを選ぶ選択肢もあります。

稲田堤メディカルクリニック

京王稲田堤駅から徒歩1分。消化器・一般内科・循環器内科の一般外来と、人間ドックや各種検診を受けられる部門がある。

住所多摩区菅2-15-5
休診日土曜・日祝日
Web予約:× HPVワクチン:× 妊婦健診:×
かえでファミリークリニック

宿河原駅から徒歩8分。小児から高齢者まで、病気の時も健康な時も相談できる家庭医。

住所多摩区登戸2088
第7井出ビル4階
休診日火水土曜午後・日祝日
Web予約:〇 HPVワクチン:〇 妊婦健診:×

乳がん検診

川崎市民の女性の方は40歳になる年度から、2年度に1回1,000円で乳がん検診(マンモグラフィ)を受けられます。
※年度始め時点で40歳の方には、無料クーポン券が送られてきます。

妊娠中や授乳中はマンモグラフィを受けられないことがあるため、気になる方は医療機関に相談してください。

登戸ブレストケアクリニック

登戸駅から徒歩3分。検診・検査から乳がん術後のフォローまで。

住所多摩区登戸2552番地
ロワゾーブルー1階
休診日金曜午後・第1/3土曜午後・第2/4/5土曜・日祝日
Web予約:〇

子宮がん・乳がん両方

川崎市立多摩病院
住所多摩区宿河原1-30-37
休診日日祝日
Web予約:× HPVワクチン:〇 妊婦健診:〇 

HPVワクチンを受けよう

現在、12歳になる年度~16歳になる年度(小学校6年生相当~高校1年生相当)の女性は公費でHPVワクチンを受けることができます。

キャッチアップ接種の期間は間もなく終了!

平成9年度生まれ~平成19年度生まれの女性で、過去に子宮頸がん予防ワクチンを合計3回受けていない方は令和7年3月31日まで公費でHPVワクチンの接種ができます。

HPVワクチンは3回摂取して完了するもので、初回接種から3回目接種を完了するまでに最短でも半年かかります。なので、対象年齢の方でまだワクチン未接種の方は、遅くてもこの9月までには初回の接種を受けましょう

がん検診とワクチン接種はどちらも大事!

HPVワクチン接種だけですべての子宮頸がんが防げるわけではありません。性交渉の経験がある人は、必ず子宮がん検診を受けましょう。

HPV感染症による子宮頸がん予防で最も重要なことは

  • 定期接種の年代の人は必ずHPVワクチンを受ける
  • 性交渉経験のある人は、20歳を過ぎたらワクチン接種の有無にかかわらず子宮がん検診をしっかりと受けること

です!!

正しい知識を持って、防げる病気は防いでいきましょう。

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