アロマについて

アロマテラピーの普及・啓蒙を行う団体はたくさんありますが、私はその中でもNARD JAPAN(ナード・アロマテラピー協会)というところから学んだので、このサイトに記載する情報はそれに基づきます。
団体によっては細かいところで異なる説などがあるため、それぞれの説としてご了承ください。

アロマテラピーとは

アロマ(AROMA)とは芳香、テラピー(THERAPY)とは療法という意味で「芳香療法」と訳されますが、「アロマテラピー」という方がなじみのある言葉かと思います。

植物精油や植物油、ハーブウォーターを用いた、健康管理法及び療法
NARD JAPAN

精油は、植物から採られる香りのする成分の集合体で、「エッセンシャルオイル」とも呼ばれます。強い香りを持つことが特徴で、蒸発しやすく油に溶けやすい（水に溶けにくい）性質を持ちます。様々な効果をもたらす作用を持つため、その分使用時には注意も必要になります。

精油を選ぶ際には、植物名や採油方法・採油部位が明らかで、成分についてもしっかり情報が公開されているものを選びましょう。安価に販売されているものは抽出方法が正規のものと異なったり、防腐剤が使用されていることがあるため、特に肌に触れるような使用は控えた方がいいかと思われます。

保管方法も、直射日光を避け、遮光瓶に入れて風通しの良い冷暗所に保管しましょう。消費期限内であっても、開封後はなるべく早めに使い切りましょう。

植物油は、精油を希釈するためのベースとなるもので、「ベースオイル」や「キャリアオイル」などと呼ばれ、植物から得られるアブラ（油脂）です。精油を希釈してその作用を穏やかにしたり、精油の揮発を抑えて持続性を高めたり、キャリアオイルそのものが持つ効果を利用することができます。

キャリアオイルを選ぶ際は、精油の場合と同様に植物名が明らかで、成分についてもしっかり情報が公開されているものを選びましょう。

ハーブウォーターは、精油を抽出する水蒸気蒸留法という過程の中で得られる水溶液のことです。精油に比べると刺激が少なく、原液のまま使用できるため気軽に安心して使用できます。

ハーブウォーターを選ぶ際は、精油やキャリアオイルの場合と同様に植物名が明らかで、成分についてもしっかり情報が公開されているものを選びましょう。